簡単技術のDIY、2万円予算で作るセミダブル2段ベッド

農家民宿を営んでいるのですが、今までは、床や畳に布団をしいて寝ていただいてましたが、フローリングの部屋には2段ベッドを置く事にしました。

http://peraichi.com/landing_pages/view/farminnminami

今まで、テーブルやイスなどをDIYで作った事はあったのですが、なかなか2段ベッドとなるとハードルが高そうだと思い、手がつけられずにいました。

「ゲストハウス 2段ベッド」などで検索してみると、普通に1台7万円とかするものが出て来てしまい、ちょっと手が出せないので、ここは意を決してDIYでやってみよう!ということで、作ってみました。

作りたい物にもよると思いますが、今回製作したのはそんなに難しい技術はなく、思ったより手軽に作れてしまったので、その作り方をご紹介できればと思います。

必要な物

  1. 木材(2×4材、1×4材)
  2. コーススレッド(木用ねじ)
  3. インパクトドライバー
  4. ドリルドライバー(無くても可)
  5. 差し金













使用した木材の合計は以下になります。

  • 2×4材 8フィート 31本
  • 2×4材 6フィート 9本
  • 1×4材 8フィート 2本










カットは全て木材を購入したホームセンターでのカットサービス(1カット50円程度)を利用しましたが、利用しない場合は、のこぎりや、丸のこが必要になります。

コーススレッドは、65mmサイズと50mmサイズ(棚の取り付け時に数本)を利用しました。棚に1×4材を使用せず、2×4材のみで行なう場合は、50mmサイズのビスは必要ないかと思います。

作り方

(1)1段目を作る

こちらが完成イメージです。

必要な木材は以下の通りです。

  • 2×4材 8フィート(2438mm)×9本→(半分の1219mmにカット×18本) 上部分
  • 2×4材 8フィート(2438mm)×2本→(2100mmにカット×2本)枠の長辺 ※端材を柱に利用
  • 2×4材 8フィート(2438mm)×1本→(2020mmにカット×2本)枠の真ん中 ※端材を柵に利用
  • 2×4材 8フィート(2438mm)×1本→(1139mmにカット×2本)枠の短辺

今回は、8フィートの2等分を使ったので、サイズとしてはセミダブルサイズになりますが、ここのサイズを調整することで、いろいろなサイズの物が作れるようになります。

2100mmと2020mm、1219mmと1139mmと80mm差の木材がありますが、これは、実際に組む際の2×4材の厚みを考慮するためです。

横からビス打ちしていきます。

床に置きながらですと若干ビス打ちがしにくいので、作業台にのせるか、そのままやる場合は、下穴をドリルドライバーで開けておくのがいいと思います。

下の部分は完成です。

これから、上部分を35mm間隔で、ビス打ちしていきます。

全部打ち終わったら、1段目は完成です。

(2)柱を作って建てる

必要な木材は以下の通りです。

  • 2×4材 335mm×4本(上段、下段の2100mmをカットした際の端材利用)
  • 2×4材 6フィート(1820mm)×4本

短い部分を長い部分の端にビス打ちしていきます。

短い部分に1段目のベッドを乗せて、柱とベッドをビス打ちして固定します。

※ベッドを持ち上げるのがかなり重く、1人でやったらぎっくり腰になりそうになったので、ここは2人で作業することをオススメします。

(3)2段目のベッドを乗せる柱を作る

必要な木材は以下の通りです。

  • 2×4材 6フィート(1820mm)×2本→(800mm×4本にカット)

カットした物を柱にビス打ちして固定します。

(4)2段目を作る

こちらが完成イメージです。

必要な木材は以下の通りで、1段目とまったく同じです。端材を柱に使用したので、カットは先に済ませてあります。

  • 2×4材 8フィート(2438mm)×9本→(半分の1219mmにカット×18本) 上部分
  • 2×4材 8フィート(2438mm)×2本→(2100mmにカット×2本)枠の長辺 ※端材を柱に利用
  • 2×4材 8フィート(2438mm)×1本→(2020mmにカット×2本)枠の真ん中 ※端材を柵に利用
  • 2×4材 8フィート(2438mm)×1本→(1139mmにカット×2本)枠の短辺

1段目と同様に、枠を作ってから、上面を35mm間隔でビス打ちしていきます。

枠の真ん中部分をビス打ちする際は、2人で行なうか、800mm程度の長さの物に乗せながらでないと難しいです。

(5)2段目の柵を作る

必要な木材は以下の通りです。

  • 2×4材 8フィート(2438mm)×2本→(2100mmにカット×2本) 奥の長辺の柵
  • 2×4材 8フィート(2438mm)×2本→(半分の1219mmにカット×4本)短辺の柵

まず奥の長辺の下の柵をビス打ちし、それに乗せるような形で、短辺の下の柵をビス打ちします。その後、長辺の上の柵、短辺の上の柵をビス打ちします。

(6)はしごと柵を作る

必要な木材は以下の通りです。

  • 2×4材 6フィート(1820mm)×2本 梯子の縦
  • 2×4材 6フィート(1820mm)×1本→(1/4の455mmにカット×4本)梯子の横
  • 2×4材 8フィート(2438mm)×1本→(半分の1219mmにカット×2本) 長い方の柵
  • 2×4材 418mm×2本(2020mmをカットした際の端材)

はしごは下から20cm間隔でビス打ちしていきます。

その後、柵と、1段目、2段目ベッドの枠の裏側からビス打ちして固定します。

(7)棚を作る

  • 1×4材 8フィート(2438mm)×2本→(半分の1219mmにカット×3本、1039mmにカット×1本(1段目の短い部分の棚)

1段目は、端材を柱にビス打ちし、その上に、カットした1×4材をビス打ちします。2段目は柵の上にカットした1×4材をビス打ちします。

これで完成です!思ったよりも難しくないので、是非チャレンジしてみてください!




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

個人が主役の時代のキャリアについて、業務改善/テクノロジー、個人のあり方などを発信していきます。ミッションはこの世から雑務を撲滅し、人が活き活き活躍できる社会を作る事/業務改善コンサル、ビジネスアナリスト←ITリサーチャー←古民家農園運営で独立←市役所職員←Sler/2拠点居住/オフグリッドカフェ開業予定/G検定/IoT検定/RPAのWinActor講師