冷たい校舎の時は止まるを読んで思う。人はいろいろな事を抱えている

かがみの孤城を読んで以来、辻村さんの作品を何作か読んでいます。

冷たい校舎の時は止まるはデビュー作みたいですね。

冷たい校舎の時は止まる あらすじ

雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヶ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろう。

後半の伏線回収

辻村さんの作品について良く言われることですが、後半の怒涛の伏線回収があります。この作品もご多分に漏れずそんな展開が待っています。

いつも気づかないで、まじか!って思う瞬間がありますね。

人はいろいろな事を抱えている

この作品では、クラス委員をしていた男女8人が中心となっています。

それぞれいろいろな過去があり、みんないろいろな事を抱えています。

現実の人もみんな色々な事を抱えていますよね。

人に対して評価をしたり、非難をしたり、それが炎上したり。そういった事が気軽に起きる世の中ですが、あくまでそれは表面的なものに対してであって、その人の本質なんてなかなか分かるものではないと思います。




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個人が主役の時代のキャリアについて、業務改善/テクノロジー、個人のあり方などを発信していきます。ミッションはこの世から雑務を撲滅し、人が活き活き活躍できる社会を作る事/業務改善コンサル、ビジネスアナリスト←ITリサーチャー←古民家農園運営で独立←市役所職員←Sler/2拠点居住/オフグリッドカフェ開業予定/G検定/IoT検定/RPAのWinActor講師