【ローマ法王に米を食べさせた男】高野誠鮮さん講演会その7

講演内容の7です!

【ローマ法王に米を食べさせた男】高野誠鮮さん講演会その1

【ローマ法王に米を食べさせた男】高野誠鮮さん講演会その2

【ローマ法王に米を食べさせた男】高野誠鮮さん講演会その3

【ローマ法王に米を食べさせた男】高野誠鮮さん講演会その4

【ローマ法王に米を食べさせた男】高野誠鮮さん講演会その5

【ローマ法王に米を食べさせた男】高野誠鮮さん講演会その6

集落の会社化

約束通り会社作ってください。

守ってはくれませんでした。

まっさきに手を挙げて反対した農家。これは現職の公務員だった。

「将来赤字になる会社に出資するやつ誰もおらん。」

その次手を挙げた人。反対。元県庁職員。

「わしゃ農政にも関わったけど、農家だけで作った会社がうまく運用された前例は聞いた事がない。」

マイナス思考の人間ですから。失敗した時のことしか言わない。

「赤字になったらどうすんだ」「売れなかったらどうすんだ」「人気がなくなったらどうすんだ」「会社が倒産したらどうすんだ」

僕はその問題に対して、すべて簡単です。簡単ですと答えた。

「何が簡単や、いうてみい」

「赤字になったら黒字にすればいい」「人気なくなったらまた上げればいい」

「野菜が足ひっぱったら」「野菜は絶対足ひっぱりません」

「なんでや」

「手が生えてませんから」

「何屁理屈言うとるんや」

火のついたたばこの入った灰皿投げられました。よけましたけど

ある農家と結託した。

今日話ししてもらえませんか。

「わしゃ先日パチンコ行ってあっという間に2万円損したんや。今日だけ父ちゃんパチンコ行ったと思って、1世帯2万円ずつ出してくれ」

「150世帯集まれば資本金300万円の会社ができるじゃないか」

反対意見がなくなった。

つまり希望に燃えてこの会社を作ったわけじゃない。

あきらめて会社を作ってくれた。

社長の決め方はおかしかった。

「お前50歳で1番若いんだから明日から社長やれ」

これでこの会社の社長が決まった。

集落全体ではなかった。169世帯中、131世帯。

今は147世帯。資本金700万の会社になった。

プレハブです。この会社。農林の補助事業を使った。

設計は全部奥さん方だけにした。

男の意見ひとつも入れてません。

怒られました。

「われ、わしらをなめとるんか」

「いや、なめてませんよ」

「意見なんではいらねんや」

「皆さんの意見はひとつもいれませんでしたけど、奥さん方の意見は全部いれました」

「じゃあお尋ねしますね。誰がレジ売ってるんでしょうか?」

「誰が加工場の中で総菜作ったり、おにぎり握ったりしてるんでしょうか?」

「誰がエプロンつけて配膳係やってるんでしょうか?」

「中で働きもしない男共が口はさむから使い勝手の悪いもんになってるんですよ」

奥さん方だけの意見で固めた設計だから文句ひとつも出ませんでした。

となりのライスセンター

これはオペレートするのは全部男ですから、男だけの意見で建てました。

商売がうまいのは女性の方。男は下手

作るのはうまいかもしれませんけど

創業の日。45回も海外行っちゃったんで、4月が7月まで伸びた。

この時にほんとに嬉しかったことと、おかしかったことが一個ずつ体験としてあった。

ほんとに嬉しかった事

2年前に大げんかした農協の組合長。数百人の来場者を前に言ってくれた。

「本来は農協がやらなくてはいけないことを役所がやってみせてくれた」

この日から私たちは補助輪辞めませんか。農家が自走自活できるように背中をおしつけるエンジンにしましょう。

事あるごとに組合長に全部出てもらった。

おかしかったこと

社長がいるのにも関わらず、バッチをつけた県議会議員を案内している男がいた。

まっさきに手を挙げて反対した男でした。

「これは私たちが作った会社です。」

僕はここまででかかった。

「これおれ詐欺」

うまくいきだすと「これはおれが指導したんだ」

おまえが最初に反対したんだろ

人の根性を見させてもらった。

セレブ雑誌にも登場

とんでもない雑誌でした。最初のページに126億円の城が乗ってる。

お求めやすい価格。どこが

126億円。カードで買える。ブラックカード

真っ黒いカード。汚れたカードじゃないですよ。

億単位でものが買えるカード

その真ん中にのっている。下には1,380万円の物

そんなとこに3,500円のお米。33,600円のお酒が出ててもただみたいなもの

目指したのはにぎやかな過疎

過疎でもいい。とにかく世界中からいろんな人が来る村を作りたかった。

ある方が来た。フランス料理の頂点にたってます。

フランス料理の頂点にたった男がなれる職業が一個だけある。

モナコ公国総料理長。

アラン・デュカス。直接来ていただきました。

「われわれが提供するフレンチは世界最高峰だ。私たちもライスワインを作りたい」

僕たちがワイン酵母菌を使っていた事がばれた。

2年かけて作りました。

3カ国同時デビュー

神子原のお米がANAの国際線ファーストクラスの指定米になった。

嬉しかったのは「農業を続けていてよかった」と言われたこの一言

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1982年茨城県生まれ 大卒後、東京でシステムエンジニア、市役所職員として働いたのち、茨城県にて空き家となっていた古民家を改修し、農家民宿、レンタルスペースとして運用を開始。畑での自給自足も行なう。 趣味は、ピアノ、読書、アニメ、スポーツなど